柿農家の夏しごと②

朝晩涼しく秋の気配が一段と感じられる今日この頃ですが柿農家の夏しごとについて振り返りたいと思います。

柿農家の夏しごとは主に「草刈り」「摘果」「誘引」「薬散」があります。
今回は「摘果」と「誘引」作業について説明しようと思います。

【摘果】
春しごとで今年成る実の数をほぼ決めました。その際に見落とした実や日焼け果、風・虫・病気などによって傷ついた実を落とす作業が「摘果」です。病虫害防除がしっかり行い、台風が少ない年であれば殆どやらなくても良い作業です。(残念ながら近年は害虫の大発生する年や猛烈な台風に襲われる年が多いので摘果量が中々減らないのですが…)

カメムシによる被害果(吸われた所がモサモサして食味が悪くなります)
炭疽病による被害果(放置すると周りにも広がるので取り除きます)
台風による被害果

【誘引】
この時期、柿の樹は実を大きくさせると同時に来年実を成らせる枝づくりもおこなっています。
樹のいたるところから新しい枝(新梢)が勢い良く出て来るのですがそのまましておくと細く長くヒョロヒョロと伸びてしまうのでE字クリップという道具を使って枝を横に方向づけします。そうすることで太く程よい長さの結果枝(実がつく枝)となり来年成らせる良い枝となります。

6月頃になると勢い良く新梢が吹き出してきます
E字クリップという道具を枝の基部につけます
ちょうどよく枝が横に傾きます

この作業は新梢が硬質化する前の7~8月中に行います。
実は今年から本格的にやり始めました。効果が分かるのは冬の剪定作業時なので来年の冬が少し楽しみでもあります。(笑)

これにて「柿農家の夏しごと」編は終わりです。
早くも朝晩の冷え込みが感じられる季節になって来ました。
あと1ヶ月もすればいよいよ収穫が始まります。
皆さん是非楽しみにお待ち下さい~!

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