《生柿と冷蔵熟成柿の違い》
「冷蔵熟成柿」とは、11~12月に収穫した富有柿の鮮度をそのままに年明けにも味わって頂けるよう冷蔵設備で特別な温度管理のもと大切に保存された柿です。
「冷蔵熟成柿」は富有柿を一つずつポリエチレンの袋に密封しています。

【手順】
①傷がなくヘタが綺麗な秀品のみを選別します。
②ポリエチレン袋に入れて真空包装機で脱気しながらパックします。
③0℃設定の貯蔵庫に入れ、最低1ヶ月は熟成させ甘み・旨味を引き出します。

内側から炭酸ガスを外へ逃し、外からの酸素を内側へ入り込ませないポリエチレンの性質により内部を真空に近い状態に保ち、長期保存が可能となります。

《冷蔵熟成柿がより美味しくなる理由》
収穫して真空パックした柿は生きているので、低温(0℃)にあうと「凍るまい!」と自己防衛し、不凍液(糖分)を作り出します。その結果、甘みとコクが増し生柿とは違った濃厚な味になります。
富有柿を包むポリエチレン袋は単なる包装ではありませんので、食べる直前まで袋を破らず、冷蔵庫の温度変化の少ない所に保管して下さい。